聞こえとことばの相談広場 


 

 1月22日(木)に耳鼻咽喉科e・n・tクリニックの神田幸彦医師とスタッフの方々、九州リオン佐世保店、長崎補聴器諫早店、池田補聴器長崎店、田中補聴研究所の4社の補聴器店の方々をお招きして「聞こえとことばの相談広場」を開催しました。今年度は、前年度よりも多い7件の相談希望がありました。

 [授業参観]

○午前中は、神田医師とスタッフの方々の授業参観があり、子どもたちの聞こえの状態や教室の音環境のチェックをされました。 

  [医療相談]

○乳幼児期の人工内耳手術のことで相談がありました。神田医師は、最近では、人工内耳の早期適用は、1歳からということになっているが、あわてて人工内耳手術を決めずに、聴力検査で確実な域値(聴力の値)がとれるようになるまでは補聴器を装用することを勧められていました。

 [補聴器相談]

補聴器を新たに買い替えようと考えていらっしゃる保護者が最新の補聴器を試聴したいということで相談がありました。補聴器が決まったら、聴力検査の結果を基にその子の聞こえに合うよう調整をした補聴器で試聴に入ります。




 [全体会]
○「人工内耳を装用していて起こるトラブルについて」「最新のデジタル補聴器の特徴」など人工内耳や補聴器に関する質問に丁寧に回答をいただき、とても充実した研修となりました。

[最後に]
○県北では、補聴器や人工内耳について相談をしたいと思っても、専門的な相談を受けられる場所が少なく、なかなかできないのが実情です。年に1回のことですが、来年度も継続して実施いたしますのでこの機会をうまく使っていただければと思います。

トップページへ